西海市西海町面高地区特産の「ゆで干し大根」作りが最盛期を迎えています。
「ゆで干し大根」は、「大栄大蔵」という専用品種の大根を短冊に切り、
100℃の釜で10分から15分ほどゆでたあと、冬の冷たい北西の風に当てて作ります。
海岸に組んだやぐらの干し台には、次々とゆでたての大根が干され、
白い棚田のような光景が現れます。
一夜干すと、 薄い飴色の「ゆで干し大根」が出来ます。
今年は寒気が強く、出来は良いそうです。
生の大根と比べ栄養価が高く、
カルシウムも増えて食物繊維は約20倍も豊富だそうです。
煮物などの食材として需要があり、生産量は全国1位。
特産品として全国の市場へ出荷されます。
【生産者】
「今年は良いですね!」
「綺麗なのが出来てますから。風で、良い風で良い(ゆで干し)大根が出来てます」】
作業は2月まで続きます。