日本被団協のノーベル平和賞受賞を記念した企画展が長崎原爆資料館で始まりました。
金山隆之介記者:
「会場には日本被団協に授与された賞状とメダルのレプリカが展示されています」
賞状とメダルのレプリカが公開されるのは初めてです。メダルには賞の創設者アルフレッド・ノーベルの横顔が刻まれています。
日本被団協・横山照子代表理事(83):
「生きているうちに頂けたら良かったのにと思いながら、でも、本当にみんながやってきたことが、この賞につながっているんだよ、ということを語りかけてました」
企画展では、授賞式後に掲げられた横断幕のほか、日本被団協の活動の歩みや、その礎を築いた被爆者たちの証言を紹介するパネルなど、32点が展示されています。
日本被団協・横山照子代表理事(83):
「この流れを止めることなくこれからも若い人たちに受け継いでもらいたい。私たち被爆者の心もくみ取っていただきたい。長崎を最後の被爆地にするという気持ちをみんなに持っていただきたい」
埼玉から:
「いっぱい世界に発信してもらって核を使わない世界になればいいんですけどね。これからどうつないでいくのかは、自分たちも何かつないでいかないといけないというのはある」
企画展は3月28日(金)まで長崎原爆資料館で開かれています。