長崎とオランダの友好を願う「サルスベリ」が長崎市の出島に植樹されました。
鈴木長崎市長や駐日オランダ大使館のヒルスベスホープルッフ特命全権大使らが国指定史跡出島和蘭商館跡の庭園に「サルスベリ」を植えました。
庭園には35年前、オランダのウィレムアレクサンダー国王が皇太子時代に長崎を訪問し植樹した「ハナミズキ」がありましたが、枯れてしまったためかわりにサルスベリを植樹したものです。
長崎市・鈴木史朗市長:
「日蘭交流の証として今後も健やかに成長し友情の証として育っていくことを祈念しております」
プルッフ特命全権大使は「サルスベリが両国の象徴であり今後も友好関係が深まることを期待します」と応えました。
今年は日本とオランダの交流が始まって425年の節目。「サルスベリ」の花言葉は、「雄弁」「愛嬌」「あなたを信じる」などがあるそうです。