元日、長崎市の諏訪神社には多くの参拝客が初詣に訪れました。2025年は諏訪神社が創建されてから400年となる記念の年です。
境内には「御鎮座四百年」と書かれた大きな立て看板が設置され、特別な年がスタートしたことを表していました。爽やかな晴天のもと、訪れた参拝客は思い思いに祈りを捧げ、新年初めてのおみくじに一喜一憂する姿が見られました。
参拝客:
「家族が健康でありますようにと」
参拝客:
「幸せな一年でありますようにとお願いしました」
参拝客:
「頭がよくなるようにとか習い事がうまくなりますようにとか」
参拝客:
「これから社会人になるのでいい年になるようにと願いました。長崎に貢献できるように精一杯精進したいと思います」
また午前9時からは新年を祝い、皇室・国家の安泰、氏子の1年の平安を祈る「歳旦祭」がありました。吉村宮司と神職、そして神社の役員らが集まり祝詞の奏上、玉串の奉納などを執り行いました。創建400年の節目の年とあり、吉村宮司のあいさつにも特別な思いがこめられました。
吉村政德宮司:
「今年は大きな節目の年に諏訪神社はなります。ご存じのように神社が創建されましてから400年を今年迎えることになりました。400年の伝統を受け継ぎながら、これからそのまま将来に持っていくものと、復活しなければならないもの、または再生しなければならないものが多々あります。それに事業として神社の社務所や貴賓館などにも意を配らなければならないこともございます。これから皆様方とお知恵をしぼりながら、400年の記念事業として立ち上げさせて頂きたいと思っております。どうかこの1年よろしくお願いを申し上げまして年頭のあいさつとさせていただきます」