大石知事の政治資金問題を巡り、県議会の4会派が提出していた「百条委員会」の設置を求める動議は否決されました。
県議会の改革21などの4会派は、「知事に助言していた選挙コンサルタントへの聴取が出来なければ疑惑は解明できない」などとし、強い調査権限を持つ「百条委員会」の設置を求める動議を提出していました。
一方、最大会派の自民党は「選挙コンサルタントは刑事告発されていて黙秘権を行使される可能性が高い」と反対していて「全員協議会」での説明を求めていました。そして最終日を迎えた県議会、動議は否決されました。(賛成:17人 反対:26人)
4会派は来年の2月定例会でも、百条委員会の設置を求める動議を提出する方針です。
改革21・山田朋子県議:
「百条委員会しかないと明白であったにも関わらず、賛同をいただけなかったこと本当に遺憾に思っております」
否決を受け、知事は…。
大石知事:
「これまでもできる限りの事実関係の整理をしながら真実を述べてきたところですけど、引き続き、そういった対応を真摯に行っていきたいと思います」
一方、全員協議会は来年2月の開催が決まりました。選挙コンサルタントに出席するよう要請する方針です。