10月にイギリスで開かれた世界的なパッケージデザインコンテストで、長崎市のホテルが手がけた商品が金賞に輝き、市長に受賞を報告しました。
長崎市役所を訪れたのは稲佐山観光ホテルの小林央幸さんとアートディレクターの羽山潤一さんです。
「ペントアワード2024」は、世界各国の優れたパッケージデザインを表彰するコンテストで、今年は62カ国から2000件を超える応募がありました。
食品部門の金賞を受賞した「長崎スープカレー」のパッケージは、長崎特有の「和華蘭文化」をモチーフに、豊かな歴史や文化が巧みに表現されています。
鈴木市長は「パッケージが目立つデザイン。長崎の地場企業が栄えある賞を受賞するのは素晴らしい」とたたえました。
デジマグラフアートディレクター・羽山潤一代表取締役:
「長崎の持っている文化が評価されたということがうれしいと思う。(現地で)2人の女性の方からこのパッケージのデザインが非常に好きだ言われました。めちゃくちゃうれしかったですね」
長崎稲佐山観光ホテル・小林央幸専務取締役:
「長崎スープカレーという商品を作ったのも新しい長崎の食文化を作って長崎の観光であったり地域の振興に貢献したいという思いがあった」
「長崎スープカレー」は、1個税込み1080円で、市内のスーパーや土産店で販売しています。インターネットでも購入できます。