長崎市立小学校で配膳された給食の中からまた金属片が見つかりました。給食から異物が見つかるのは、今月3回目です。
29日午後1時前、長崎市立小学校の4年生の児童が給食で配膳された「クリームシチュー」を食べようとスプーンですくったところ、直径約1センチの金属片が混入しているのを見つけました。児童は金属片を口にしておらず、今のところ、健康被害の報告はありません。
クリームシチューは市が発注した食材を納入業者が各小学校に届け、校内で調理されたものでした。市教委はどの段階で金属片が混入したか現時点で分からないとしています。
長崎市立小学校で学校給食の中から異物が見つかったのは今月3回目です。今月8日は配膳されたサラダに、長さ約3センチの金属片が混入。22日には4年生の児童が食べた「さばの煮付け」から長さ2センチほどの折れた釣り針の先端部分が見つかっています。
市教委は今回、金属片が混入した原因を調べ、納入業者や給食調理員にチェックの徹底を図るよう通知するということです。