海外の人にも買ってもらえる商品を目指します。水産県長崎の優れた水産加工品を審査する品評会が長崎市で開かれました。
県と県水産加工振興祭実行委員会が主催した品評会は、商品の品質や製造技術の向上を目的に毎年開催されていて今年で62回目です。
県内各地の業者が出品したかまぼこなどの加工品、223点が並び、味や見た目などを生産者や市の担当者ら26人が審査しました。
審査員:
「骨っぽい、軟骨っぽい珍しい食感です。食感がコリコリしています」
審査員:
「しっかり素材を生かしているかということと、創意工夫と消費者に受け入れられるのが大事だと思うので、そういった目線で見ていきたい」
中国人審査員:
「海外の人が来ても、長崎の加工品、長崎の魚をおいしいと思って加工品を買ってくれたらいいなと思います」
県水産加工品新興協会・渡邊英行会長:
「パッケージを凝った商品が増えてきています。原料の水揚げが少なくて、苦労されている方が多いんですけど作った商品が是非県内外でどんどん売れていけばいいということで拡販していただければなと思っています」
出品された商品の一部は、来月7日(土)と8日(日)に、佐世保市新みなとイベント広場で開かれる「水産加工まつり」で販売されます。また、来月13日(金)から15日(日)まで、長崎市元船町のおくんち広場で開かれる「水産加工振興祭」でも購入できます。
品評会で入賞した32の商品は、あす(29日)、県のホームページで発表されます。