長崎の海の幸を特別価格で販売しています。「県水産加工振興祭」が8日から始まりました。
長崎市元船町の「おくんち広場」で8日始まった「県水産加工振興祭」は今年で61回目です。県内25の水産加工業者などが出店しました。商品の多くは特別価格での販売です。魚の干物の詰め合わせや、干しシイタケの詰め放題などが飛ぶように売れていました。
女性客:「いりこを買いました。1キロ入りを2つ。来年の分も冷蔵庫に入れて保管しておきます」
女性客:「(干物)12個買いました。孫たちに送ってあげようかなと。すごく新鮮でおいしいんです。すごく安いです」
午後1時に始まった「かまぼこのチャリティーセール」は、県産のかまぼこやちくわなど、好きな商品を組み合せて、5点1000円で購入でき、長蛇の列ができていました。
こちらの商品は8日初めて一般発売となった冷凍の「ぶり餃子」。期間中1日100個限定で販売し、12個入りが税込み250円です。県と長崎漁連が共同で開発し、県産ブリをミンチにした餡には、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、ビタミンDなどの栄養素が豊富に含まれています。
県総合水産試験場水産加工開発指導センター・石崎航一郎さん(23):「一気に10箱も買ってくれる方もいらっしゃいました。お魚が苦手なお子様でもおいしく食べられる商品なので、ご家族連れにも手に取ってもらいたい」
コロナ禍が収束した今年は多くの店舗が試食コーナーを用意していて、様々な味を食べ比べしながら買い物を楽しめます。
9日は、マグロの解体ショーや、「ツッコミたくなるおさかな図鑑」の著書、さかなのおにいさんかわちゃんのトークショーも予定されています。
水産加工振興祭は、10日(日)まで開催され、午前10時から午後4時までです。