子どもたちに将来、何になりたいか考えてもらう「リアルな職業体験」が長崎市の小学校で開かれました。
長崎大学教育学部附属小学校は、1874年、明治7年に前身の「小学校教則講習所」が設けられてから、今年で150年の節目を迎えました。それを記念し、保護者が勤務する会社に呼びかけ、「お仕事体験パーク」を企画しました。
全校児童約530人が業種も様々な19職種から興味のある仕事を経験します。
銀行員に扮しお金を数えてみたり…。本物と偽物の宝石を鑑定してみたり…。お菓子作りではクリスマスのクッキー作りに挑戦!本物そっくりの裁判所では、裁判官と検察官、弁護人に分かれて法廷も体験しました。歯医者さんのブースでは虫歯を治療。
田平紗理さん(小3):
「(将来の夢は何ですか?)昔からずっと歯医者さん(実際やってみてどうだった?)難しかったけどだんだん練習していって上手になってから将来こういうふうになっていきたい」
ガス会社のブースではガスの点検のやり方を教わりました。
丸屋りんたろう君(小1):
「ガスつけるところが楽しかった。(将来どういうお仕事をしたいですか?)これ、この仕事したい」
児童らがお父さん、お母さんの仕事の大変さや楽しさを味わったイベント。子どもたちの将来の夢も膨らんだようでした。