11月26日は「いい風呂の日」です。
西海市の長崎バイオパークでは、カピバラとカバの露天風呂が始まりました。
「いい風呂の日」にあったかいお湯でぽかぽか気分。カピバラたちは気持ちよさそうにこの表情。南米原産で、寒さに弱いカピバラの体を温めるため、16年前から行う露天風呂は、すっかり冬の風物詩になりました。バイオパークに冬の訪れを告げる人気イベントです。
カピバラの展示場は、出入りが自由で、カピバラと人間との間に柵などの隔たりはありません。間近でカピバラたちの表情が見られるのも魅力の一つです。
お客さん:
「岐阜県の岐阜市から来ました」
(お目当ては?)
「カピバラです。(露天風呂を)チェックして来ました。普通にしているだけでも癒やされるんですけどお湯につかって気持ちよさそうにしているのを見ているとさらに癒やされる」
こちらでは、カバの「モモ」もお風呂タイムを満喫中。日本初の人工哺育で育ったモモは今年で30歳。人間の歳で数えると60歳です。打たせ湯を浴びながら、のんびりとした姿を見せていました。
長崎バイオパークカピバラ担当・池田颯汰さん(21):
「(動物たちは)久しぶりの露天風呂なのですごく喜んでいますね。ゆっくりとのんびりとしてくれていることが多いので、動物たちの温まる姿を見てお客さんの心も温まってもらえたら」
カピバラの露天風呂では、12月の「冬至」の前後、12月15日から23日は長崎特産の「ざぼん」を浮かべた「ざぼん湯」。正月は冬の七草を浮かべた「七草ヶ湯」などを予定しています。
カピバラとカバの露天風呂は毎日正午から午後3時。来年2月末まで公開します。