県内は26日未明から雨、風が強まり長崎市では木が倒れるなどの被害も出ました。
下田朋枝アナウンサー:
「午前9時半の長崎市茂里町です視界が遮られるほどの強い雨が降っています。そして強風と共に横殴りの雨が身体を打ち付けています」
低気圧からのびる寒冷前線の影響で県内は大気の状態が一時、非常に不安定となりました。午前に出されていた警報はすべて解除されましたが、現在も強風などの注意報が発表されています。この影響で本土と離島を結ぶ海の便や空の便に欠航が相次いでいます。
下田アナ:
「琴海形上町です。大きな木が横に倒れ全面的に道をふさいでいます、また電線にも気がもたれかかっています」
また午前9時ごろ長崎市琴海形上町の国道206号沿いで約10メートルの木が倒れ電線に接触、電線数本が切れ、国道206号が全面通行止めになっています。けがをした人はいないということです。
九州電力送配電によりますと午前11時42分現在、県内で約90戸が停電しています。
県内では暴風の恐れはなくなりましたが海上では引き続き27日の夜の初めにかけ暴風に警戒が必要です。