パリパラリンピックの女子車いすバスケットボール日本代表・長崎市出身の江口侑里選手(24)が母校の長崎女子商業高校で報告会を開きました。
8月に行われたパリパラリンピックに出場した江口選手。連続シュートを決めるなど活躍しました。惜しくも予選突破はなりませんでしたが、パラリンピック初出場で堂々としたプレーを見せました。
報告会では、後輩たちに伝えることの大切さを伝えました。
江口侑里選手:
「自分の考えを、今一番やりたいこと、後悔したくないって思ったことをしっかりと言葉にして周りに伝えたからこそ今の自分があると思っています」
バスケットボール部2年・中ノ瀬優那主将:
「とても誇りに思います。江口選手が日頃から努力しているように私たちも毎日の練習を集中して頑張りたいです」
江口選手は、幼い頃の脳梗塞の後遺症で、左側の手足にまひがあります。長崎女子商業高校では、バスケットボール部に所属。当時の監督、川村小百合さんも、パリパラリンピックでは、長崎からエールを送りました。
川村小百合さん:
「感無量…ちょっとごめん泣きそう」
江口侑里選手:
「私のことを言いながら見ながら泣いてる映像を見たのでこんなにも泣いてくれるんだとこんなにも応援してくれてるんだと初めて感じたというか…」
川村小百合さん:
「一生懸命やっててそれがちゃんと伝わってきたので涙が出ないわけがないです」
江口侑里選手:
「周りにちゃんと指示出したりチームを引っ張っていけるような選手になりたいです」