県内高校スポーツの祭典、第76回長崎県高総体が開幕しました。9800人余りの高校生アスリートがから7日間、長崎県を含む北部九州インターハイなどの出場を目指し、熱戦を繰り広げます。
長崎商業と長崎女子商業のバトントワリング部を先頭に県内83校約2400人の選手団が入場行進しました。第76回県高総体のスローガンは「今こそ解き放て情熱を掴みとれ勝利を」。総合開会式は長崎市のベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場で5月31日(金)午後3時に始まりました。県内9市2町、63会場で32の競技を行い、88校から9869人の選手がエントリーしています。(去年87校から9805人)
今年のインターハイは長崎県を含む北部九州が舞台です。(長崎、福岡、佐賀、大分)県内では「卓球」「ソフトテニス」「ソフトボール」「ボート」「弓道」「ホッケー」「ウエイトリフティング」「空手道」「アーチェリー」の9競技が行われます。この地元開催の競技は、開催地枠として長崎県高総体でインターハイへの出場枠が増えています。開会宣言の前には長崎商業と長崎工業の吹奏楽部合同のマーチングショーが彩りを添えました。
開会宣言・県高体連野濱健理事長:「令和6年度第76回長崎県高等学校総合体育大会の開会を宣言いたします」
「国歌独唱」は純心女子高校の2年生、明石ひかるさんです。続いて去年優勝の長崎西高女子バスケットボール部の小川佳凛主将が優勝旗を返還しました。
県高体連・山口勇会長挨拶:「お互いこれまでの努力を称え、日々の練習の成果と競技する喜びを感じチームの勝利にまい進してください」。
祝辞・大石賢吾知事:「みなさんがこれから経験する数日間のこの戦いは皆さんの人生の中でとても大きな意味を持つものになると思います」。
歓迎の言葉は長崎北高3年の山野里紗さんです。「今こそ秘めている情熱を解き放つ時がきました。これまで皆さんのことを支えてくださった方々や仲間への感謝の思いも込めて勝利を掴み取るために今まで積み重ねてきた努力や技術を思う存分発揮してください」。
選手宣誓は長崎工業水球部の岡秀眞(おか・しゅうま)主将です。「宣誓!私たちは今まで仲間と共に励まし合い時にはぶつかり合い、互いに高め合い、練習に取り組んできました。きょうから始まるこの高総体でその成果を十分に発揮していきます。競技に全力で臨み、スポーツマンらしく正々堂々と試合することを誓います」
選手たちの意気込みは…
島原農業・ソフトテニス部杉本愛実主将:「部員同士で励まし合ってやってきました。楽しく笑顔でやれたらいいなと思います」
対馬・バスケットボール部俵槙之介主将:「仲間とかがサポートしてくれてここまで来られたと思うので、最後の高総体は皆の力で諦めずに頑張っていきたいと思います」
北松西・陸上部3年大久保直季主将:「今までの練習の成果を生かして一番速いタイムが出るように頑張っていきたいと思っています」
佐世保商業バスケ部3年川野矢真人主将:「顧問の先生とか毎日支えてくれた両親とかおばあちゃんに一勝を捧げたいと思います」
五島海陽バスケ部3年山田煌斗主将:「公式戦一勝も出来てなかったので一勝できるよう頑張ってきました。先生や家族などに恩返しができるよう頑張りたいです」
大村・剣道部3年山下涼弥主将:「3年間、みんなで頑張ったので全力で明日から頑張りたいと思います。目指すのは優勝です!」
長崎工業・水球部:「インターハイ行くぞ!おー!」
長崎総合科学大学附属サッカー部:「インターハイ出場するぞ!」
県高総体は6月1日(土)から7日(金)まで競技が行われます。
NCCでは期間中毎日深夜0時前後に放送する「速報!長崎県高総体」で熱戦の模様をお伝えします。
3日(月)午後6時半からの「スポ魂☆ながさき」でも県高総体の熱戦をたっぷりお伝えします。