県内の新型コロナウイルスの報告患者数が9週ぶりに増加しました。
また手足口病は16週連続の警報レベル。
マイコプラズマ肺炎は、過去最多の患者数を記録しています。
9月30日(月)から10月6日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告した新型コロナウイルスの患者は127人で、前の週より5人増えました。
年齢別では、10代が最も多い36人、次いで10歳未満が26人、20代が14人。
地区別では県北、長崎市、佐世保市がほかの地区より多くなっています。
このほか、44の定点医療機関が県に報告した「手足口病」の患者数は、前の週より1人多い285人で、16週連続の警報レベルとなっています。
また12の定点医療機関が県に報告した「マイコプラズマ肺炎」の患者数は29人で、前の週より7人多く、現行の調査方法となった1999年以降で最多となりました。
県環境保健研究センターは、「いずれの感染症にも、飛沫対策が有効。場面に応じたマスクの着用や手洗い、うがいなど基本的な感染対策に努め、気温の変化も激しいため体調管理に留意することが必要」としています。