万一の時に知っておくと便利な災害用伝言ダイヤル「171」の使い方講座が長崎市で開かれました。
日本公衆電話会長崎支部が長崎大学教育学部附属小学校で開き、4年生88人が参加しました。災害用伝言ダイヤル「171」は、災害に伴う停電や通話規制などで家族らと連絡が取れない時、互いの安否の確認などに利用できます。サービスは、災害が起きた時、NTT西日本もしくは東日本の判断で利用出来るようになります。
「使い方」はまず、ダイヤル「171」を押したあと、音声ガイダンスに従って、「1」を押し、あらかじめ家族らで決めておいた誰かの電話番号を入力すると伝言が登録できます。登録する時は、次に伝言を登録するタイミングも吹き込んでおくとよりスムーズにやり取りができます。
一方、伝言を聞きたい時は、ダイヤル「171」を押したあと、「2」を押し、決めておいた電話番号を押すと、伝言がある場合には再生できます。
児童:
「慌てて聞こえづらくなる可能性もあるから、しっかりはっきり言わないといけないなと思いました」
日本公衆電話会長崎支部・前田稔支部長:
「能登半島地震とか起きていますし『171伝言ダイヤル』を広く子どもたちに認知してもらいたい」
伝言の登録・確認などの利用は無料です。毎月1日と15日、正月の三が日などには災害用伝言ダイヤルの体験利用も出来るということです。