6月に発生した赤潮被害を受け、県は「赤潮に強い養殖産地の育成に取り組む」としました。
自民党の溝口芙美雄県議は赤潮被害を繰り返さないための県の取り組み状況を質しました。
吉田誠水産部長:
「赤潮メカニズムの解明や、新たな被害低減技術の開発、また複数県にまたがる大規模赤潮発生の回避における防除などについては、国主導で対策を講じるよう熊本県、鹿児島県との3県合同で国に要望したところでございます。引き続き関係機関と連携し、生産者の負担軽減を図りながら、赤潮に強い養殖産地の育成に取り組んでまいります」
県は、赤潮被害に対する緊急対策事業費として約4億1200万円の一般会計補正予算案を今議会に提案しています。
また溝口議員は知事の政治資金問題について「政治停滞を招いているのではないか」と苦言を呈し記者会見など県民にわかりやすい説明を早く行うよう求めました。