第17回長崎南ロータリークラブ杯長崎県ジュニア・ラグビーフットボール大会。エキシビションマッチでは長崎県と福岡県の代表チームが熱い戦いを繰り広げました。
長崎市のかきどまり陸上競技場で開かれた長崎県ジュニア・ラグビーフットボール大会。県内のラグビーの発展を願う長崎南ロータリークラブが毎年開いていて今年で17回目です。中学1・2年生が所属する17チーム、約200人が参加しました。通常中学生のラグビーは、12人制が主流ですが、この大会では2016年のリオ五輪から正式種目となった前後半7分の7人制で行います。
2日目には九州トップレベルの戦いに触れてもらおうと、中学2~3年生で編成する15歳以下(U-15)の長崎県代表対福岡県代表の12人制エキシビションマッチが行われました。公式戦では、5年間福岡に勝てていない長崎県代表。後輩にかっこいい背中を見せたいと意気込みます。
【U-15長崎県代表・山口修也選手】「自分たちのプレーでもっとあんなうまくなりたいなっていう目標みたいになってもらいたい」
試合開始から3分、パスを受けた10番浜辺元志郎がそのまま先制トライ。コンバージョンキックも決めて7対0とします。その後は、点を取られたら取り返す、シーソーゲームが続き、前半は19対17、長崎が2点リードで折り返します。
しかし後半、福岡のトライが続き、長崎も果敢なタックルで攻め続けますが…1トライに留まり、26対45で試合終了。会場からは選手たちの力闘に盛大な拍手が送られました。
【U-15長崎県代表・本多陽斗選手】「後輩たちがめっちゃ応援してくれていたので声出して最後まで諦めずにやりました」
【U-15長崎県代表・山口修也選手】「(福岡は)全国トップレベルのチームでフィジカルの部分で負けてしまったっていうのがある。もっとチームワークを高めていって、横とのつながりを大切にして体力もつけて九州大会では絶対優勝出来るように頑張ります!」
熱戦が繰り広げられた県ジュニア・ラグビー大会。長崎南ロータリークラブは来年以降も開催を予定しています。