いよいよあと42日、来月14日にグランドオープンする長崎スタジアムシティのピーススタジアムで2日、クラフトビールの醸造が始まりました。
ビールの醸造所を備えたサッカースタジアムは日本初です。
金山隆之介記者:
「サッカースタジアム内に出来るこちらのレストランではここで醸造された出来立てのクラフトビールを味わうことができます」
V・ファーレン長崎の新本拠地となる「ピーススタジアム」内の2階と3階に出来るブルワリーレストラン「THE STADIUM BREWS NAGASAKI」。樽から注がれ、提供される出来立てのクラフトビールは、スタジアム1階にある醸造所で造られます。
サッカースタジアム内に醸造所があるのは日本初です。試合でおなじみの「ヴィビール」のほか、長崎の特産品を用いたものなど年間約100種類のクラフトビールを提供する予定です。
2日からビールの醸造が始まり、タンクにはビールの素となる麦芽が初めて投入されました。
長崎スタジアムシティ運営リージョナルクリエーション長崎・岩下英樹社長
「日常的に気軽に楽しめるでもスタジアムなどちょっと非日常感がこの空間にあるという両立はさせたいと。(ビール醸造の責任者に)『カステラビールって出来るんですか?』って聞くと『出来ます』と言っていたので、おそらく色んなものが出来るんじゃないかと楽しみにしています」
レストランは試合がない日も営業し、ピッチが見下ろせる3階(80席)は、スポーツの試合を放映するスポーツバーのような雰囲気に。ちょっとつまめるようなおつまみが提供される予定です。一方、長崎ヴェルカの新本拠地「ハピネスアリーナ」からアクセスしやすい2階(70席)では、ビールに合う食事などが提供される予定です。いずれも常時、5種類のクラフトビールが用意されます。
レストランは早ければ、長崎ヴェルカのホーム開幕戦が行われる10月4日にオープンし、営業時間は、午前11時半から午後11時までの予定です。