長崎県警に新しい本部長が着任しました。
28日付で着任した遠藤顕史警視監は東京都出身の51歳。東京大学経済学部を卒業後、警察庁に入り、交通規制課理事官や交通総務課長など交通警察に長く携わってきました。
県警によりますと去年1年間の人身事故の件数は前の年より29件多い2639件。このうち横断歩道上の事故は180件で、全国ワースト3位となっています。
遠藤顕史本部長(51):
「いまだに多くの方々が亡くなったり、けがをされたりということです。こういった事故を1件でも減らすことが警察をはじめ、関係機関の大事な使命なんだろうと思っています」
遠藤本部長(51)は「苦しい思いや悔しい思いをしている県民に寄り添いながら不正を許さず、警察が行うべきことを一つひとつ確実に行っていきたい」と抱負を語りました。