長崎大学は初めて民間企業と「ネーミングライツ契約」を結び、附属図書館内の3つの施設の名称を変更しました。
命名権を民間企業が買い契約金を運営資金などに充てる「ネーミングライツ」。日本ベネックスとネーミングライツ契約を締結したのは、長崎大学附属図書館の3施設です。
会話もできる学習エリア「ラーニングコモンズ」は「日本ベネックスコモンズ」、「ギャラリー」は「日本ベネックスギャラリー」、「ライブラリーラウンジ」は「日本ベネックスラウンジ」に名前が変わりました。
長崎大学附属図書館・浜田久之館長:
「実は図書館はものすごく貧乏でして、今非常に物価高でエアコンの(温度を)保つのも非常に大変で、少しエアコンの温度を上げると学生が(図書館に)来なくなってしまう」
命名料金を活用して、図書館の整備やサービスの提供など教育環境の向上を図ります。
日本ベネックス・小林洋平社長:
「学生さんが良い環境で勉強していただくのが一番ですし、その中でちょっとだけ日本ベネックスという会社も知っていただければ」
期間は4月1日から2034年3月31日までの10年間。ネーミングライツ料は3施設合わせて年間110万円、10年で1100万円が長崎大学に支払われます。