県内の大学生らが持続可能な平和活動を目指し立ち上げた団体「MICHISHIRUBE(みちしるべ)」。その学生たちが生み出したブランド「長崎ピース」の商品の販売が始まりました。
鎮西学院大学と長崎大学、県立大学、長崎国際大学、九州工業大学(北九州市)、明治学院大学(東京)の学生14人が所属する「MICHISHIRUBE(みちしるべ)」。若者が平和活動を通してお金を生み出し、持続可能なものにしようと、去年10月に活動をスタートしました。今回新たに長崎の魅力と平和を共に発信したいと、Tシャツやバッグを販売する「ブランド」を立ち上げました。その名も「長崎ピース」。「ピースTシャツ(税込み3850円)」「トートバッグ(税込み2750円)」「ステッカー(税込み330円)」の3つを27日(月)から団体のホームページなどで販売しています。構想から企画、デザイン、制作まで全て学生たちが手掛けました。ブランド第一弾のグッズには、メンバーの一人で長崎大学の森琴絵さん(20)がデザインした「ちーむおりづる」と銘打った可愛らしいイラストがあしらわれています。
デザイン担当・長崎大学・森琴絵さん(20):
「これらは長崎の伝統的な龍踊の龍や尾曲がり猫など、平和だからこそ生き続けている生き物たちを平和の象徴でもある折り鶴と融合させています。これが平和を願う人のユニホームになればなと思っています」
鎮西学院大学・大澤新之介代表(20):
「デザインとしても若い人に受けるようなデザインに今後もしていく予定なので、自然に平和を感じられるような内容として知ってもらえればいいなと思います。手に取ってもらえればと思います」
「長崎ピース」のグッズは「MICHISHIRUBE」のホームページのほか、原爆資料館などで販売し、売り上げは平和活動の資金に充てられます。