国が指定した「被爆地域」の外で原爆に遭い、被爆者と認められていない「被爆体験者」が8月9日、長崎平和祈念式典に参列する岸田総理大臣と被爆者4団体の面会に初めて参加し、直接、救済を求めることが決まりました。
1日に開かれた長崎市と被爆者4団体、「被爆体験者」の3団体の会合で正式に決まりました。「被爆体験者」が総理と面会するのは初めてです。
8月9日に予定される岸田総理と被爆者4団体の面会の場に出席します。約30分の面会の中で被爆者団体の代表が要望書を手渡して内容を説明し、「被爆体験者」が5分程度発言する機会が設けられます。
「第2次全国被爆体験者協議会」の岩永千代子代表(88)が話をするということです。