6月から始まった所得税と住民税の合わせて4万円の定額減税。25日が給料日という人も多い中、街の人はこの減税されたお金を何に使うのでしょうか?6月のお給料「めっちゃ良かった」という声も。
減税となるのは、所得税が3万円、住民税が1万円の合わせて4万円です。政府は定額減税について知ってもらおうと、公式YouTubeチャンネルで動画を公開しています。
【出典:首相官邸Youtubeチャンネル
(https://www.youtube.com/user/kanteijp)】
(Q.会社員です。私の分も減税してほしいです。申請いりますか?)
何もしなくていいんです。何もしなくても給与から天引きされてる。税金が減って手取りが増えます。
(Q.4人家族です。定額減税って1世帯で4万円ですか?)
いやいや違います。1人4万円なんですね。扶養人数に応じて、もし扶養家族3人の4人世帯ならばなんと16万円減税されます。
所得税は、会社員などの給与所得者の場合、6月から最長で12月まで給与やボーナスから減税します。
個人事業主の場合は、来年の確定申告で控除が受けられるほか、確定申告の前に一部の額を納税する「予定納税」の対象者は7月と11月の納税の際に控除が受けられます。
年金受給者の場合は、公的年金が2カ月に1回支払われるため、6月分の支給で減税しきれない分は、8月以降、順次減税されます。
住民税は、6月分を徴収せず、7月から来年5月まで均等に減税されます。ただし、いずれの場合も合計の所得が1805万円を超える場合は対象外です。
(Q.収入源が複数あります。どうすればいいですか?)
毎年確定申告をしてる場合には、その際に必要な調整が行われます。普通の年と違う対応を取っていただく必要は何もありません。
(Q.12月までに減税しきれない場合はどうなるのですか?)
もし減税しきれない場合はですね、お住まいの市区町村から給付があります
自動車整備業(佐世保市・20代):
(Q.どのくらい給料が増えた?)「ちょっとおいしいご飯が食べられるくらい。。めっちゃ良かったです。貯金したり、おいしいものを食べたりに使う」
小売業(長崎市・40代):
「入院してて休業扱いに半月くらいしてて、やばいなと思っていた時のタイミングだったので個人的にちょうどいいタイミング。バイクを買って、まだ支払いが残っているのでそっちとかに使いたい」
主婦(長崎市・20代):
「うちは子どもの生活費に全部回すかなと思います」
育児休暇中(長崎市・20代):
「1人4万円で、この子も4万円だから結構大きいなと思います。おいしいものとかを食べに行くとかそんな感じです」
育児休暇中(長崎市・30代):
「うちはベビー用品ばかりに使う」
一方で、こんな意見も…。
育児休暇中(長崎市・20代):
「今育休中なので、お給料をもらってるわけではないから減税されたという感覚はあまり正直ないので、育休中だったらお金をもらった方が実感は湧きます」
年金受給者(県外・70代):
「ありがたいと思います。ただ、わずかな減税ですので、独り者にとっては実感が湧かないです」
自動車販売業(諫早市・30代):
「補足の説明の紙を会社とかからもらってたので、それで初めて分かるかなという感じはします」
給付金の支給と比べ、減税によるお得感は見えにくいという声も多く聞かれました。