ウエイトリフティングの練習に励む諫早農業高校。この日、練習を行っていたのは諫早農業高校3年の岩永夢叶さん。3月に石川県で行われた全国選抜大会で5位に入った実力者です。
岩永「陸上をやってました。(ウエイトリフティングは)高校生に入学してから始めました。ウエイトは練習をした分だけ記録が上がって数字に見えて成長が分かるのでとても楽しいです」
7月から8月にかけて行われる北部九州インターハイではウエイトリフティング競技が諫早市小野体育館で行われます。
岩永「地元開催ということなので去年はインターハイで失格となってしまったので、その借りを返せるようにしっかり表彰台に登りたいと思います」
「ながさきスーパーキッズ育成プロジェクト」は小学4年生から中学1年生までを対象に10競技で体験会や選考会を実施し、運動能力に優れた選手を早期に発掘し、継続的な育成を図る取り組みです。
西彼農業高校松藤監督「重そうだなと思うかもしれないんだけどやってみると自分の限界を伸ばすことができるとても面白いスポーツですのでちょっとだけきょう体験してもらえればと思います」
ウエイトリフティングの体験会では、長崎国体でも使われた試合会場で、子どもたちが基礎から教わりました。競技に重要な肩のストレッチで可動域を広げていきます。準備運動が終わったらいよいよ、競技用のバーに挑戦です。
まずは、女子の競技用バー15キロから。慣れてきたら徐々にバーに重りを重ねて挑戦です。
80キロのバーベルは…。
ウエイトリフティングを始めて1年の相浦中2年大山沙耶さんは…見事持ち上げました。
大山「ストレス発散っていうか自分の限界まで持ち上げるから楽しい。
Q.普段どんなストレスがあるんですか?
大山「勉強」
西彼農業高校松藤監督
「小さい子どもから大人まで健康になるためにウエイトリフティングを多くの人が取り組んでもらえればうれしい」
ウエイトリフティングでは、スーパーキッズとは別に小中学生を対象に毎週土曜午前9時から正午まで諫早農業高校で体験会を行っています。