3日間開催された県陸上選手権。(5月17~19日)この春、進学した大学1年生たちが躍動しました。
男子200m決勝に出場したのは、長崎南から中央大に進んだ植松康太。去年の県高総体の100m、佐世保西の中川穂泉(現東洋大)に敗れるも、県高校タイ記録をマークしました。先月の記録会では、200mで大学入学早々、県新記録(20秒61)を更新し、地元・長崎でのレースに臨みました。
早速、抜け出した植松。住友電工の永田選手が持つ21秒18の大会記録、更新なるか。他を寄せ付けない走りで1着でゴール。タイムは・・・大会記録を0秒02更新し、3連覇を達成しました。
【中央大1年植松康太選手(長崎南出身)】「やっぱり冬季に南高でやってきたことも土台として積み重なっている上に中央大のトレーニングという新しい要素が加わった結果、上手く組み合わさって好記録が出ているのかな」
女子走り幅跳びには、純心女子から青山学院大に進んだ榎並彩(えなみ・あい)が出場。去年の県高総体では、100mと走り幅跳びの2種目を共に大会タイ記録で制した選手です。緑のユニホームを身にまとい、力強い跳躍で、3位に入りました。
また31日に開幕する県高総体の主役候補たちも躍動。女子七種競技、去年の北海道インターハイ8位入賞の井上みさきは、最終種目の800mで終始先頭を譲らない走りを見せ、圧倒的な強さで優勝。
女子200mでは向かい風の中、純心女子3年の小谷凛が島原3年の小鉢ひよりとのライバル対決を制し、1着でゴールしました。(小谷25.02、小鉢25.62)(-0.8)