県内の高校生が県産品の知名度向上を目指します。開発した「そのぎ茶」と「かんころ」を使った新商品が発売されました。
諫早農業高校食品科学部と、諫早市八坂町の「杉谷本舗」が開発した「そのぎ茶×かんころどら焼き」。「東彼杵の『お茶』、天日干しして出来る切干のさつまいも、五島列島の『かんころ』をコラボレーションさせることで県産品の魅力を全国に発信できる商品」というコンセプトで開発しました。
杉谷本舗八代目・達成社長(37):
「私どもの会社ですごく感じたのは、県産品のものにこだわって作った時に本当においしいどら焼きができたなと感じた」
サイコロ状にしたかんころを混ぜ込んだ「そのぎ抹茶の白あん」を県産の卵や小麦、諫早産の清酒を使った生地に挟んだどら焼きです。
下田朋枝アナウンサー:
「いただきます。お茶の香りがふわっと漂います。かんころの甘みと餡の甘さのバランスがなんとも絶妙です。かんころのもちもち食感も楽しいです」
諫早農業高校3年・有村菜摘さん(18):
「(かんころを)サイコロ状にすることで食感にアクセントが出るので、色々な添加方法をしてみたがサイコロ状が一番良いということでサイコロ状にした」
諫早農業高校3年・溝越花音さん(17):
「こちらの商品には食べていただいている方を笑顔にしたいという思いが込められています」
「そのぎ茶×かんころどら焼き」は諫早市八坂町の杉谷本舗本店と松里町の杉谷本舗橘店で一つ税込み250円で販売しています。