長崎が生産量日本一を誇るハウスビワの本格的な出荷シーズンの始まりを告げる出発式が行われました。
19日朝7時半、集荷場に次々と運び込まれた長崎市のハウスビワ。3LサイズからSサイズまで、大小様々なサイズのビワの化粧箱、計783箱が集まりました。
生産者男性:「今年は味の良かとばい、味のよか!」
生産者女性:「全部食べてもらいたいですね。おいしいから食べてください」
去年夏から秋にかけて、高温が続き、花の開花が遅れた影響で、今年は去年より28日遅い2月28日に出荷が始まりました。長崎市のハウスビワは、主に「長崎早生」の品種で、果肉が柔らかく、糖度が概ね12度以上と、甘みが強いのが特長です。
長崎西彼農業協同組合長崎ハウスびわ部会・森純幸部会長(50):
「大切に育ててきたビワたちなので、一つひとつ味わって食していただきたい」
長崎市の今年のハウスビワの出荷量は、去年より5トン多い役110トンを見込んでいます。出荷は例年通り4月中旬から5月上旬にピークを迎え、高品質のものは関東や関西地方で、1箱6500円以上で、販売されるものもあるということです。