元日に発生した能登半島地震でいまだ断水が続く石川県能登町に佐世保市水道局の職員と給水車が派遣されました。
水道維持課などの職員4人と、2トン給水車1台、作業用2トントラック1台を派遣します。日本水道協会の要請に基づくもので、県内の自治体として8陣目です。期間は21日(水)から3月2日(土)までの11日間で、22日(木)午後1時ごろに能登町へ入り、現在、応急給水活動に当たっている島原市水道課の職員から作業を引き継ぎます。
能登町は20日時点で、全6220戸のうち半数以上の3124戸で断水が続いています。
佐世保市水道局水道管路整備課・濵﨑明寿課長補佐(49):
「まずは安全に十分留意しながら被災地の皆さまの少しでも役に立てれば」
佐世保市役所で開かれた出発式には宮島市長や市の職員ら約80人が出席しました。冒頭、菓子製造・販売を行う九十九島グループから被災地へ贈る「九十九島せんぺい」500枚が寄贈されました。水道局員有志が用意した500枚と合わせ、計1000枚を被災地で配ります。