ものづくりのスペシャリストたちが腕を競う全国大会「技能グランプリ」に出場する技能士が県庁を訪れ、活躍を誓いました。
厚労省などが主催する技能グランプリは、石工や畳製作など30種目の熟練技能士が全国から集まり、制限時間内にものづくりの正確さや出来栄えを競うもので今回が32回目です。県内からは染色補正、婦人服製作、紳士服製作、石工、畳製作、日本料理の6種目に8人が出場します。
一級染色補正士の齊藤誠史さん(51)は今回が5回目の出場です。普段は長崎くんちの衣装で使われる着物の仕立てや補正なども行っています。
一級染色補正士・齊藤誠史さん(51):
「(県内では)技術に関する仕事に担っている方が非常に少ないので、(大会が)きっかけとなって『技術の仕事って楽しいよね』『難しいけどやりがいがあるよね』ってこれからの長崎を担う人たちに色々な技術職に興味を持っていただきたい」
第32回技能グランプリは今週23日(金)から4日間、北九州市の西日本総合展示場をメイン会場に行われます。