年金支給日の15日、県警はニセ電話詐欺の被害を防ぐ啓発活動を展開しました。
この男性(66)はLINEを通じて詐欺と思われる連絡が何度もきているといいます。
詐欺に気づいた男性(66):
「LINEに誘導してそこから色々始める(プロフィール画像が)若い人の顔で、ずっと話聞いてたら『お金出してくれ』って言われて」
十八親和銀行東長崎支店(長崎市矢上町)では、長崎署の警察官や郵便局員らが協力して実施しました。ニセ電話詐欺の手口や対策を書いたチラシなどを配り、ATMの利用者に注意を促しました。
県警生活安全企画課・ニセ電話詐欺対策係・永吉邦行係長:
「SNS上の広告を見ての投資副業の被害が多発している。SNS上の広告を安易にクリックしないようにしてほしい」
県警が去年、認知したニセ電話詐欺の被害は2022年を30件上回る143件、被害総額は2022年を約1億7250万円上回る約3億7400万円で、認知件数は4年連続の増加、被害総額は8年ぶりに3億円を超えています。