争点は「裏金議員を許せるかどうか」だとしています。自民党の裏金問題をめぐる谷川弥一前衆議院議員の辞職に伴い4月に行われる衆院長崎3区の補欠選挙に立憲民主党の比例九州の現職、山田勝彦衆院議員(44)が、正式に出馬を表明しました。
山田勝彦衆院議員:「今度こそ選挙区で勝利をし長崎県民の長崎3区の皆様の声を国政を届け続けたい」。
大村市出身の山田勝彦議員(44)は、2021年の衆院選で谷川弥一前議員(82)に2034票差で敗れ、比例九州で復活当選しました。
山田勝彦衆院議員:「裏金議員を許さないということがこの選挙で問われている最大の争点だと思います」。
会見には立憲民主党の泉健太代表(49)も同席し「この選挙に勝利し、自民党の金権政治を長崎から変える」と訴えました。
山田勝彦衆院議員:「谷川さん記者会見の中でこう言われてましたね。皆さんもご質問されていらっしゃったと思います。『長崎県の課題を解決するために大臣並みのお金を集める力が欲しかった』と。私はこの言葉に何かもう象徴的なことが全て込められているんじゃないかと思いました。一体どこを見て誰のために政治をしてきたのだろうか。私はあの言葉に強い違和感を抱きました。お金の力で動く金権政治ではなく、国民の声で動く全うな政治へ、もう変えんば!」。
その後、大村市幸町で行われた街頭演説会には約200人の支持者らが集まりました。長崎3区補欠選挙には日本維新の会から平戸市で学習塾を経営する井上翔一朗氏(40)も出馬を表明しています。補欠選挙は4月16日(火)告示、28日(日)投開票です。