9日朝9時半ごろ、湊公園には朝から市民や観光客が訪れていました。
こちら男の子は何と9日が誕生日!恐竜のオブジェに興味津々。初めてのランタンフェスティバルにワクワクしているようです。
冨永綺萌さん・一葉ちゃん(2)親子:
「2歳になりました。コロナでなかなか、来られなかったので楽しみだね。また夜来たいと思います」
中華街で中華菓子を販売する店も、ランタンフェス限定の商品を用意して、4年ぶりのフル開催に期待しています。
蘇州林:
「(去年は)制限がかかってまして、こっそり、ひそかに、コロナ対策をしながらランタンを迎えてまして、規模も小さかったですから久々なんでにぎわうと思います」
長崎の街を1万5千個のランタンで彩る冬の風物詩、長崎ランタンフェスティバル。7日夜の試験点灯では、今年のメインオブジェ「九鯉化龍(ジュウリイファーロン)」にも灯りがともりました。今年の干支「辰」にちなみ、鯉が波を飛び越えて鯱となり、龍となる様子を表したもので、「出世する」「流れに逆らって努力し進歩する」という意味が込められた縁起のいいオブジェです。
10日午後5時半からは旧正月を祝う春節礼祭、午後5時50分から点灯式が行われ、カウントダウンとともに午後6時にメインオブジェなどが一斉に点灯します。
今年は4年ぶりの通常開催で、メイン会場のステージイベントも復活。龍踊や二胡の演奏、エイサーなどが毎日披露されるほか、孔子廟では中国変面ショーがランフェスを盛り上げます。25日(日)までの期間中、多彩なイベントが目白押しです。
17日土曜の午後1時半から3時までは、今回の最大の目玉、県出身のシンガーソングライター福山雅治さん(55)と俳優の仲里依紗さん(34)が皇帝・皇后役を務める皇帝パレード特別版。豪華な中国衣装に身をまとった総勢100人が出島から出島メッセまでの特別コースをパレードします。
11日と18日の日曜は航海の安全を司る媽祖神を安置するまでを再現する「媽祖行列」が町を練り歩きます。
今年は開催期間が17日間と例年より2日間長く、期間中2度の3連休があることなどから、実行委員会はこれまで最も多くの人が訪れた2018年の106万人を上回る136万人の来場を目標に掲げています。