認知症の高齢者ら5人が犠牲となった長崎市のグループホーム火災から8日で11年です。
午前10時、長崎市東山手町の火災現場に遺族が訪れ、花を手向けて、手を合わせました。
2013年2月8日(金)の午後7時半ごろ、グループホーム「ベルハウス東山手」の2階中央の居室にあったリコール対象のTDK製の加湿器(KS-500H)から出火し、当時77歳から90歳の入居者ら女性5人が死亡しました。
叔母が犠牲になった飯田光一さん(66):「グループホームとかも終の棲家として家族も預けるんだからそれに対してやっぱりスプリンクラーの防火設備にしろ建物の避難経路にしろ、本当に終の棲家として安心して家族が預けられる場所に私はなってほしいと思ってます」
TDKは火元となった「KS-500H(1998年製)」などの加湿器の回収を進めています。