長崎市で認知症を患う86歳の男性が一時行方不明になり、自宅から15kmほど離れた場所で発見されました。
家族の届出を受けた浦上署は9日(土)の夕方、安心メール「キャッチくん」や、市の防災行政無線を通じて市民に情報提供を呼び掛けました。
男性は9日(土)の午前5時ごろ、長崎市滑石6丁目の自宅にいるのを家族が確認したあと行方が分からなくなり、警察が捜索に当たりました。
幸い午後7時すぎに、親族が自宅から15キロほど離れた女神大橋の近くの戸町トンネル内を歩いているのを発見し、無事保護されました。
去年、認知症やその疑いがあり、行方不明になった人は全国で延べ1万8709人と過去最多を更新していて、この10年で約2倍に増えています。