29日昼前、長崎市晴海台町で住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。住宅は家族3人暮らしで火災後、36歳の次女の安否が分からなくなっています。
付近住民:
「(火は)窓から全部出るくらいひどかった」「臭いは鼻をつくような臭い、煙も真っ黒」
午前11時ごろ、長崎市晴海台町の住宅街の住民から「家が燃えています。2階から出火しています」と119番通報がありました。消防車12台が出動し、およそ1時間40分後(午後0時38分)に消し止められ、木造モルタル2階建ての住宅1棟延べ約107平方メートルが全焼しました。
焼け跡の1階からは性別の分からない1人の焼死体が発見されました。大浦署によりますとこの家には高齢の夫婦と36歳の次女が3人で暮らしていました。火災後、次女と連絡が取れなくなっているということです。出火当時、夫婦は外出中でした。
大浦署は、遺体は次女の可能性もあるとみて身元の確認を急ぐとともに、出火原因を調べています。