Youtube

YouTube

News

ニュース
News
2024/2/5(月) 18:54

子どもが泣けば泣くほど福が舞い込む 長崎市手熊・柿泊地区の節分行事「モットモ」4年ぶりに開催

  • #話題
  • #長崎市

長崎市の手熊・柿泊地区に伝わる節分行事「モットモ」がコロナ禍を経て4年ぶりに復活しました。

長崎市手熊・柿泊地区の節分行事「モットモ」。年男と福娘、モットモ爺の3人一組で家々を訪ねます。手熊地区では節分の前の晩(2日)地域の人たちが5つの班に分かれ、町内の約100軒を回ります。年男は「鬼は外」と豆をまき、福娘は「福は内」、モットモ爺は「モットモ」と大声で叫んで床を激しく踏み鳴らしたります。子どもが泣けば泣くほど、福が舞い込むと言われています。9年前(2015年)、国の無形民俗文化財に選択されました。

「モットモ」という名前は「鬼は外」「福は内」が「ごもっとも」という意味に由来するといわれています。しかし子どもたちにとってはただただ「恐怖」。楽しいおうちに突然「ゲゲゲの鬼太郎」の世界から飛び出したようなモットモ爺に驚き、泣きだす子も…。

4月から小学1年生になる髙峯琥士郎くん(6)は、必死に抵抗しますが…。

峯琥士郎くん(6):
「言うこと聞きます。おりこうにします」

モットモに捕まった田﨑凛空(りく)くん。実はモットモ爺に扮した父・大地さんの息子です。

モットモ爺・大地さん(35):
「おりこうにする?本当?ご飯食べる?」

凛空くん、泣き疲れてしまいました。

一方で、モットモ爺の叫びが効かないことも…。

モットモ爺・田大地さん:
「4年ぶりなのでだいぶ声も枯れてきた。もう子どもたちは、泣いて泣いて泣かしてって感じ」

今回、初めてモットモ爺になった、中山晋太郎さん(44)は、この地区・手熊小学校の先生。教え子と一緒に、家々を回りました。

モットモ爺・中山晋太郎さん(44):
「生きた学習が一緒にできたかな」

『節分にモットモ怖いモットモ爺』4年ぶりの伝統行事は地域に笑顔と元気をもたらし、そのつながりと絆を深めたようでした。

手熊町自治会・村上憲浩理事(61):
「手熊町が少子高齢化で子どもたちも少なくなってきて、地域の行事がだんだん無くなってきているので、このモットモは何とか守っていきたい」

Related News

関連ニュース
【長崎】大盛り上がり!諏訪っ子くんちフェスティバル

11/3(金) 11:15

【長崎】大盛り上がり!諏訪っ子くんちフェスティバル

NCC News

長崎の新着一覧

ANN News

全国の新着一覧
サイトマッププライバシーポリシーお問い合わせ

Copyright(C) NCC 長崎文化放送 . All rights reserved.

This programme includes material which is copyright of Reuters Limited and other material which is copyright of Cable News Network LP, LLLP (CNN) and which may be captioned in each text. All rights reserved.