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2024/2/2(金) 19:37

平戸産天然ヒラメが旬!店の個性光る絶品ひらめ料理いかが?平戸ひらめまつり開催中

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お刺身に天ぷら、しゃぶしゃぶも!平戸産の天然ヒラメが旬を迎えています。宿泊施設や飲食店がそれぞれ趣向を凝らした料理を提供する「平戸ひらめまつり」が開かれています。

下田朋枝アナウンサー(24):
「平戸市の志々伎漁港にやってきました。きょうは今の時期にしか食べられない冬の高級魚を紹介します。それでは行ってきます!」

訪れたのは、平戸市南部の志々伎地区。潮の流れが良く、沿岸にエサも豊富にあることから全国有数の天然ヒラメの水揚げ量を誇る地域です。
この時期の漁港では、午後5時から7時ごろにかけて、早朝から漁に出た漁船が港に戻り、荷揚げ作業が始まります。

志々伎漁協・松永真悟販売課長(44):
「きょう水揚げされたヒラメです」
下田アナ:
「わ~大きいですね。平戸産の天然ヒラメは普通のヒラメと違う?」
松永さん:
「やっぱり味で言えば甘み。甘みが一番(違う)。あとはプリプリした歯ごたえ。そういうのが特長的」

平戸産ヒラメの旬は1月から3月。この時期のヒラメは「寒ビラメ」とも呼ばれ、産卵前で脂も乗った上品な甘さがあり、最もおいしい時期といわれています。
志々伎漁協では重さ1kg以上の天然ヒラメを「平戸ひらめおがみ」と名付けてブランド化し、出荷しています。中には5kg以上の重さに体長50cmを超えたまるで座布団のようなヒラメ。通称「座布団ひらめ」があがることもあるそうです。

下田アナ:
「えぇ!すごい!持ってみてもいいですか?こんな大きい魚持ち上げたことないです。緊張する。ふんっ!重たい!おぉ…怖い!重たいですね」
松永さん:
「まだ大きくなるものはもうちょっと大きくなりますよ。十何kgというのがあったんじゃないかな」
下田アナ:
「十何kg!?あれより大きいのがあがるということですか信じられない」
松永さん:
「大きいのはかごに入りきらないのがあがったりするので」

こうして水揚げされる平戸産の天然ヒラメですが、主な出荷先は、東京や大阪、福岡など都市部が中心です。そこで、市内での消費拡大や、観光客誘致につなげようと平戸観光協会が1996年に「平戸ひらめまつり」を立ち上げました。今年で28回目、今回は、地元の飲食店や宿泊施設など合わせて20軒が参加し、それぞれ趣向を凝らしたヒラメ料理を提供しています。
訪れたのは、平戸市で45年続く「大徳利」。鮮度にこだわった魚料理を提供するお店で、「平戸ひらめまつり」には1996年の初回から参加しています。

いけす居食家大徳利・末永龍馬料理長(72):
「お待たせいたしました。ひらめ御膳です」(平戸ひらめ御膳税込み2500円)

下田アナ:
「こんなに刺身でキラキラするものなんですね」
末永さん:
「鮮度次第ですね。特に天然の大ヒラメですからつやも良いし」
下田アナ:
「下の皿が透けるくらい透明度がすごいですね」

実は私、下田朋枝(24)、生魚がちょっぴり苦手…。ということで、ヒラメの刺身を食べるのは今回が人生で初めてです。人生初のヒラメ…。ドキドキを胸にいただきます。

下田アナ:
「え!?お刺身ってこんなに甘いんですか?」
末永さん:
「やはり今の時期、天然の魚の持ち味」
下田アナ:「私がお刺身を食べられなかった理由が、第一に生臭いのが少し苦手だったんですけど、全く(生臭く)なくて驚いてます。私の中の刺身の概念が変わりました。甘い」

料理長のイチオシはポン酢でさっぱりと。天然ヒラメの優しい甘さが口の中いっぱいに広がります。

下田アナ:
「全く違いますね。ポン酢にするとさっぱりなのでより甘みを強く感じますね。本当に刺身ですか?私が思っている刺身と違いすぎて…」
末永さん:
「年間で一番おいしい時はごくわずかなんですね。今が一番だと思います。良い時に召し上がっていただいた」

こちらは、ひらめ御膳に次ぐ人気メニューの「平戸ひらめ茶漬け」。(税込み1600円)ごまだれの風味と溶けだしたヒラメの甘み。こちらも絶品です。

続いては、あのミシュランガイドに掲載されたこともある平戸市の名店「囲炉裏料理エビス亭」。料理人歴59年の店長南沢茂さん(74)が作り出す創作コース料理をいただきます。(ひらめ満足コース税込み8800円)

下田アナ:
「そろいました。すごく贅沢ですね」
囲炉裏料理エビス亭・南沢茂さん(74):
「これがエビス亭自慢の今年のひらめまつりのコース料理です」

メインは、厚さ約1mmに切られた「ひらめのうす造り」にカツオと昆布からとっただしでいただく「ひらめのしゃぶしゃぶ」。
このほか、素材の味を最大限引き出すよう調理された逸品ばかり。どれもおいしそう…。まずは、「ひらめのしゃぶしゃぶ」からいただきます。

下田アナ:
「これは皮が付いているんですね」
南沢さん:
「皮と身の間にうまみ成分のゼラチンが入っているので」

皮目にも火が入るようじっくりとだしにくぐらせるのがポイントです。

下田アナ:
「いただきます。(食べて)身がふわっふわです。甘さは残したままふわふわに食感が変わってだしと相まっておいしいですね」
南沢さん:
「特にヒラメの味を確かめながら完全に加熱してしまうとおいしさが半減してしまうので半生くらいにそうするとまた食感が変わってくる」
下田アナ:
「この天ぷら(れんこん挟み揚げ)にもヒラメが使われている?」
南沢さん:
「ですね、大葉と中に梅を挟んでいるので」
下田アナ:
「うん、おいしい~レンコンのサクサク感とヒラメのふわふわの身が食感の違いがまたおもしろいですね」

お刺身でも、しゃぶしゃぶでも、フライにしてもおいしい平戸産のヒラメ。南沢さんは料理人としての創造力がかきたてられる食材だと話します。

囲炉裏料理エビス亭・南沢茂さん(74):
「平戸に来て28年になるんやけどこんなにばかでかいヒラメがいるのかとそこで圧倒された。使いたいとなるじゃないですか、料理人だったらこの道に入って59年になりますけど今まで『これは魅力』という魚に遭遇したことない」
下田アナ:
「ヒラメには色んな可能性が秘められているんですね」
南沢さん:
「どんどん自分の引き出しを出して(ヒラメ料理を)紹介していきたいと思います」

地元飲食店の個性が光る料理がそろう「平戸ひらめまつり」は3月17日(日)まで。この機会にぜひ足を運んでみてください。

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