7月30日(日)の「土用の丑の日」を前に、鰻処の諫早市で「鰻供養」が営まれました。
夏と言えばスタミナ満点のウナギ。焼き上げた後、器の中の空洞にお湯を入れ、少し蒸すことでふっくらと。そして最後まで温かく食べられるのが特長の「楽焼うなぎ」は諫早の名物料理です。鰻処の諫早市、本明川の河川敷で市内4つのウナギ料理店でつくる振興会がウナギへの感謝と商売繁盛の願いを込めて「鰻供養」を営みました。供養の後は約20匹のウナギを放流しました。
諫早うなぎ料理振興会・北御門孝廣会長:「ウナギは栄養豊富で、夏バテに効くと昔から言われている。諫早のおいしい『楽焼うなぎ』を食べてもらい、元気に夏を過ごしてもらいたい」
本明川のそばに建つ創業140年の「北御門」では、秘伝のタレを3回繰り返しかけながら焼き上げます。そのお味は?
下田朋枝アナウンサー:「ふわふわ。とても肉厚で、タレとよく絡んでいて香ばしい香りが口の中に広がります。ウナギを食べたことで私のパワーもうなぎ上りです」
諫早うなぎ料理振興会はよりおいしいウナギ料理の提供と郷土料理の発展に努めるとしています。