長崎大学病院の看護師が院内の医療用品や本を盗みフリマアプリに出品したとして31日付で停職3カ月の懲戒処分を受けました。
長崎大学病院看護部の40代の看護師は、去年10月から11月にかけて、院内のガーゼや包帯など2~3箱と、看護関係の本4冊合わせて約1万5000円相当を盗み、フリマアプリに出品しました。
大学の関係者が出品に気付き、購入して調べたところ、箱のロット番号が一致し、本には大学病院のスタンプが押されていました。
看護師は「スキルアップのための学業のお金の足しになればと思って盗んだ」と出品を認め、「病院に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪したということです。
永安武学長は「大学職員としてあるまじき行為で厳粛に受け止め、再発防止にあたっていく」としています。