陸上自衛隊の輸送機「オスプレイ」が、海上自衛隊大村航空基地で全国で初めて一般公開されました。
先週土曜と翌日曜の2日間、開かれた「大村航空基地開隊66周年記念行事」。初日は記念式典があり、哨戒機「SHー60K」による救助活動のデモンストレーションなどが披露されました。翌日は基地が一般開放され、イベントに合わせて飛来したオスプレイ1機を始め、海上自衛隊と陸上自衛隊の航空機9機や車両10台が展示されました。オスプレイは千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備されていて、大村市への飛来は県内で初めて訓練が行われた去年7月以来2回目です。海上自衛隊がオスプレイを地上で一般公開するのは全国で初めてで、来場者の数は去年の2.5倍の約1万1000人にのぼりました。
長崎市から:「初めて見たのでちょっと驚きというか感動かな」
長崎市から:「かっこいい。安全を守ってもらいたい」
水陸両用救難飛行艇「US-2」も姿を見せ、大きな機体に向けて手を振る子どももいました。一般開放は午前9時から午後4時まで実施され、多くの家族連れが普段近くで見ることができない機体と記念撮影をしていました。