佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地で水陸機動団と関連企業の情報交換を目的とした「水陸フェア」が初めて開かれています。
2018年に創設され、離島防衛を担う全国で唯一の上陸作戦の専門部隊、「日本版海兵隊」とも呼ばれる「水陸機動団」。約2400人で構成し、このうち約2000人が本部を置く相浦駐屯地に配置されています。
「水陸フェア」は水陸機動団が防衛関連企業85社を招き、官民の情報交換や連携強化を目的に初めて開きました。水深最大5メートルのプールでは、水陸機動団の隊員による訓練が公開されました。こちらは、水陸両用車を模した緊急脱出の訓練装置です。落水や水没といった不測の事態に冷静に対処ができるよう、水中で180度回転した車内からの脱出行動を訓練します。
「水陸フェア」は21日も開かれます。