櫓こぎの和船で速さを競う競漕船(せりぶね)大会が4年ぶりに平戸市生月町で開かれました。
舘浦漁港で開かれた「舘浦競漕船大会」。地区対抗と一般、女性の3部門に市の内外から21チームが参加しました。全長約10mの木造の和船を6人で操り、港内の沖100mに設けられたブイを周る往復200mのコースでタイムを競います。競漕船は江戸時代、舘浦地区で捕鯨に使われていた和船を1996年(平成8)に復元した際、始まったものです。コロナ禍を経て4年ぶり、24回目の開催です。およそ2時間、熱戦が繰り広げられました。
優勝「堺目」代表:「地区を挙げて練習してきたので念願が叶ってうれしい」
子どもたちの「魚のつかみ取り大会」もあり、漁業の町ならではの大会となりました。