五島市の大瀬崎で渡り鳥「ハチクマ」の渡りのシーズンが始まっています。
ハチクマは、翼を広げると長さが1.3メートルにもなる大型のタカです。ハチの幼虫を食べる習性と、クマタカに似ていることなどが名前の由来と言われています。五島市玉之浦町の大瀬山の展望所では、日の出前から愛好家らが集まり、越冬のために東南アジア方面に向かうハチクマにカメラや双眼鏡を向けます。
毎年来ている愛好家:「一度良いのを見ると毎年見たい。まだ始まったばっかりですから、また来たいですね」
今年は天候などの影響からか、なかなかハチクマの姿を見ることはできませんでしたが、20日朝は上昇気流に乗って次々と舞い上がる姿が確認されました。ハチクマの渡りはこれからピークを迎え、10月初旬ごろまで楽しめます。