吉永龍司アナウンサー:
「同じ7階フロアには、素晴らしい江戸前寿司のお寿司屋さんも誕生するんです。行ってみましょうか?私、食べ物の中でもお寿司が大好きなんです。ワクワクしますが、こちらです。結構奥まった所にあるんですね。ああ素敵な空間…」
私が訪れたのは、鉄板焼きや江戸前鮨を楽しめる、スペシャリティレストラン「デジマ」です。デザインコンセプトは、「出島リトリート」、「出島の隠れ家」を、イメージしています。
鮨は、上質な鮨店を全国に12店舗展開するシーエージェントグループの最上級ブランド「すし天」が入ります。「すし天」は、東京・西麻布に1店舗あり、九州初出店です。
まずは、こちらの大きなブロックをご覧ください。宮城から取り寄せた最高級のマグロです。早速そのマグロから握っていただきました。
吉永アナ:
「もうトロトロなのが、持っただけで分かります。とろけます!脂が甘い」
続いて2品目は長崎で取れた「クエの刺身」です。取れてから4日間熟成させることで、うまみ成分が出て、身が柔らかくなるそうです。
吉永アナ:
「旨みが強い。噛めば噛むほど味が出る」
大将:
「1日1日味が変わっていく魚」
こちらは、長崎産トラフグの「白子の握り」です。この時季しか食べられない、「超」がつくほどの高級品だそうです。
吉永アナ:
「トラフグの白子?食べたことない」
有明海で取れた海苔で巻いても絶品だそうですが、今回はそのまま、醤油とわさびをかけ、スプーンで頂きます。
吉永アナ:
「クリーミー。どれもとろけていくが、このトラフグは本当に消えていく。うまみが口の中に広がっていって、すごく幸せな気分になれる」
温かい鮨も握って頂けます。こちらは「長崎産のどぐろの炙り」。表面に程よく焼き目を付け、海苔に巻いて頂きます。
吉永アナ:
「こんなに柔らかいのどぐろ初めて食べた」
大将:
「脂がものすごく乗っているので、焼くと柔らかさが一層増す。シャリとの相性がばっちり」
宝石のように赤く光輝くのは、「エビの握り」。身が50グラム以上の、大きな長崎産車エビです。
吉永アナ:
「すごく肉厚。すごく甘みが強い」
北海道産の「毛蟹」も、人気メニューです。1パイの毛蟹の4分の1の量の身を、カニ味噌と和えています。かるくスダチを搾って頂きます。
吉永アナ:
「こんなに甘いカニは初めてかもしれません」
他にも、宮城産まぐろの大トロを炙って握った、「炙りトロ」や。北海道産のエゾバフンウニの軍艦や握りもおすすめです。水分の多いメスのウニは軍艦で、オスのウニは、そのまま握りで提供されます。
「すし天」のメニューは、「おまかせ」のみで、「昼のおまかせ」は、15種類程のメニューで、8800円。「夜のおまかせ」は、20種類ほどで、1万7600円です。カウンター席7席と、個室が1つあります。
江島寛親方(50):
「少し長崎の手法と違った江戸前の握りで、皆様にまた別の角度から魚を楽しんでいただけたら。その時の空間、時間を楽しんでいただくことを私たちはモットーにしているので、お寿司を食べて、楽しんで幸せになって帰っていただけたら、一番うれしい。マリオットホテルと協力して、地域に根付いた寿司屋を展開していけたら」
利用は予約が必要で、公式ホームぺージ、または電話で受け付けています。