長崎市では二十歳を迎えた4人が日本伝統の成人の儀式「元服式」に臨みました。
諏訪神社の拝殿で行われた元服式には、直垂姿に身を包んだ4人が参加しました。
元服式は武家の風習で、諏訪神社で1988年(昭和63)から続けられています。4人は、吉村政德宮司(74)から、大人になった証しとして、烏帽子や「正しく公平な心」という意味の「正」の字を使った元服名をもらいました。
元服名「瑞正」長崎大学工学部2年・渡邊青凜さん(20):
「小さい頃から憧れていたので出られてよかった。社会貢献ができるような大人になりたい」
元服名「安正」長崎総科大2年・福井大貴さん(20):
「親とかに頼らずに自立した生活をしたい」
毎年公募で参加者を決める「古式元服式」は 最大4人まで参加でき、今年は丁度4人の応募があったということです。