3日。長崎市小瀬戸町の皇后島、通称「ねずみ島」で長崎游泳協会が「稽古初め式」として行う新年恒例の寒中水泳。今年は6歳から78歳まで約90人が参加しました。
この日の気温は10度で水温は13度。立ち泳ぎをしながら筆書きする「水書」は、元日に起きた「令和6年能登半島地震」を受けて「祈地震鎮静」としたためました。
明治35年、1902年の創立から今年で122周年を迎える長崎游泳協会。この寒中水泳は創立3年目の明治38年、1905年の1月に日露戦争(1904-1905)中の戦勝祝賀会で行ったのが始まりです。
参加者は寒さに震えながら次々と海に入っていました。
女の子(6):
「つめたかった」
女の子(小4):
「メッチャさむい…」
男の子(高2・水泳部):
「メッチャ寒い。(今年は)ラストの高総体なので練習頑張りたい」
女の子(小5):
「(今年はどんな年に?)勉強を頑張りたい」
海から上がると熱い豚汁が振る舞われ、参加者は冷えた体を温めていました。