爽やかな秋空のもと、長崎市内の小学6年生約3300人が交流する小学校体育大会、通称「小体会」が開かれました。4年ぶりに保護者の観戦も解禁です。選手宣誓は古賀小学校6年・石見航人さん「今年は保護者の皆さんの観戦も可能になりました。たくさんの応援に感謝しながら最後の最後まで一生懸命プレーすることを誓います」と宣誓しました。長崎市のかきどまり陸上競技場には、市内の小学校71校から約3300人の6年生が集まりました。今年のテーマは「今この瞬間を全力で」。学校対抗で陸上、球入れ、長なわ、バスケットボール、サッカーの5つの競技で熱戦を繰り広げます。校長の熱いエールを受けるのは、全校児童8人の高島小学校。規模が小さいため6年生と5年生の児童2人が参加しました。大会を前に自転車で転んでしまい、ひじとひざにけがをした5年生の土屋希龍くんは、50メートルハードル走に出場しました。6年生の竹山悠進くんは100メートル走に出場しました。会場でひときわ、盛り上がりを見せたのは男女混合の「長なわ」です。保護者が見守る中、競技は1分間で何回跳べたかを2回の合計回数で競います。9月から毎日、朝の時間や放課後などに練習を重ねてきたという長崎大学附属小学校。2回目で144回の好記録!計279回で見事、優勝を果たしました。みんなそれぞれの思いを胸に挑んだ小大会。小学校生活の素敵な思い出になったはずです