路線バスに乗り降りする際、もしくは走行中に転倒して頭を打ったりすると最悪の場合、命に関わる恐れもあるため注意が必要です。長崎市で路線バスに乗ろうとした高齢者がバランスを崩して転倒し、救急搬送されました。
正午ごろ、長崎市の茂里町バス停で、高齢の女性が、歩道から県営バスの西山台団地行き循環バスに乗り込み、ステップを1段上がった際、ひじにぶら下げていた荷物の重みで約25cmの高さから歩道に転げ落ちました。女性は頭を打ち救急搬送されましたが、命に別状はありません。
このバスを運行していた県営バス長与営業所によりますと、今年度すでに2回、高齢者がバスに乗る際、転倒する事故が起きているということです。
長与営業所は「バスに乗る時はゆっくりでいいので手すりによくつかまり、足元をよく見て乗ってほしい」と呼び掛けています。またバスが走行している時に車内を移動して転倒する事故も多く、「バスを降りる時はバスが止まってから移動してほしい」としています。