1日朝、大村市で自転車で信号待ちをしていた通学途中の女子高校生に車が突っ込む事故がありました。女子高校生は一時意識不明となりましたが、その後、意識が戻り、命に別状はありません。
午前8時ごろ、大村市杭出津1丁目の国道34号を東彼杵町方向に走行中の軽乗用車が、ガードパイプをなぎ倒して歩道に突っ込み横転。歩道で自転車にまたがり横断歩道の信号待ちをしていた女子高校生と衝突しました。
自転車は車の下敷きとなり、女子高校生は後ろに投げ出されて頭などを打ち、一時意識不明となりました。居合わせた通行人が119番通報し、女子高校生は救急搬送されました。頭から出血していますが、搬送時に意識を取り戻し、大村署は「命に別状はない」としています。
車を運転していた市内の女性会社員にけがはありませんでした。
警察は走行中、何らかの原因で中央分離帯の縁石と接触し、はずみで歩道に突っ込んだとみて調べています。
自転車に乗る際は、ヘルメットの着用が努力義務となっていますが、女子高校生は着用していなかったということです。